「Sweetest Battlefield」

 

「Sweetest Battle Field」に行ってきました。(5/27) 

何も考えず、今の気持ちと思いを記録しておきたいなと思って筆を取ります。ネタバレもあります。

 

 

以前の記事で書いたことになるけれど、このツアーが決まったときとは状況がなにもかも違いすぎて、始まってしまうのが嫌で嫌で仕方なかった。コーイチくんがいなくなるのは分かるけど、じゃあ推しがいなくなった6人の超特急を見て自分がどう思うのかなんて全く分からなくて。なにかに怯えるように6人の情報はシャットダウンして、7人の映像と楽曲をひたすらに見る約4ヶ月。

 

結局一次も二次も申し込めなくて、パーバレやFCツアーみたいにまた関係なく終わるんだろうなと思ったし、正直本当にそうするつもりだった。悲しくて悲しくて、全然関係ない大学の友達とカラオケに行っても超特急の楽曲入れてライブ映像見ては泣いて「なんでやめちゃうの」ってそればっかり。今思い返しても申し訳なかったなと思う。

 

でもその映像を見てひとりが超特急に興味を持ってくれて、「ライブに行ってみたい」って言ってくれた。それが嬉しかったのと、ひとりで見に行く気にも他推しと見に行く気にもなれてなかったから、そこから一般でチケットを取って見に行った。

一番上の階の後ろから2番目の列。超特急を好きになったばかりの頃はそういう席で色んな公演を見て、ジャニから来た私は客席登場がないのにもそれでも楽しいのにもすごく驚いた記憶があって。超特急を一番に応援するぞって本腰入れる前の自分を思い出してなんか懐かしくなった。(未練がましく黒のペンライトを持って行っても良いよって言ってくれた友人には大感謝。結局自分が黒を一切持たないのがしっくり来なさ過ぎて1曲ともたなかった。)

 

 

1曲目の超ネバは本当に本当に本当にたくさんの思い出が詰まった曲で。PV撮影から始まりオリコン1位、ツーショ、フォトブック、トークショー。そしてなにより、コーイチくんが「超特急」という名前でオリコン1位を獲ったことを心から喜んでいるのを見てあぁ良かったと安心した曲。超特急の強みがすごく出ていた曲。なにもかもが詰まったこの曲を聞いて、まず泣いた。元々は歌い出しがコーイチくんで、そこでまずコーイチくんは本当にいないんだと改めて分からされたから、このセットリストはきっと正解だったんだと思う。個人的に。

 

超えアバもオバドラもNO.1もバッタマンも、コールが入る楽曲はやらないんじゃないかと思ってたけど全然そんなことなくて。バッタマンでいっつも「1!」って上げるタイミング分からなくてぶすくれたの、今となっては楽しい思い出だし実はそれでも上げられる1推しになりたくて頑張ってました(笑)どうでもいい(笑)

 

新曲も混ぜながら6人で完璧にやりきってた超特急さんは本当に格好良くて、そして何よりもやっぱり超特急の楽曲が大好きなんだと再確認できた。私は超特急の楽曲に合わせてペンライトを振りたいし、コールだって入れたい。それをやらないとダメになるようにあの人にされてしまったんだと思う。

 

公演の中でもコーイチくんのそんな置き土産はたくさん見えた。たなっぷやDJ Dominatorみたいな超特急にとって新しい楽曲はいつも誰よりも楽しそうにしてたし、StarlightもOne LifeもBillion Beatsみたいなバラードだって誰よりも息含ませて超特急の色を塗りたくってた。タカシくんの歌い方がコーイチくんの真似だとか言いたいんじゃなくて、ヲタクみたいにステージの上でしかコーイチくんの歌声を聞かないひとでもコーイチくんの歌い方やアレンジがそこで聞こえてるみたいに脳に浮かぶ。そんな中で楽曲をもう一度ひとりで考えて、噛み砕いたように自分のものにしてたタカシくんはすごいって話。

 

公演前タカシ推しのフォロワーさんとお話したけど、「絶対楽しめますよ!タカシくんすごいです!」ってキラキラした目で言われた。本当だった。楽しかった。正直話を聞いてるときは眩しかったけど、自分も思う。敢えて言葉を選ばずに言うならコーイチくんが引っ張ってきて先導してきた成果が死ぬほど出てた。脱退があと1年早ければ絶対に乗り越えられなかった壁だと思う。私はね。コーイチ推しだからね。そう思う。

 

今思えばコーイチくんを推し始めて少し経った辺りから、いつでも脱退の言葉に怯えていたかもしれない。ひとりのうたうたいを見に行ってからは特に。吉野晃一の作る歌は大好きだし、正直私はこんなにひとりの人を至上主義のようにして推したことがなかったから、どうなってしまうのか、超特急のことなんてどうでも良くなってしまうんじゃないかって不安だった。脱退してからの不安の正体のはんぶんくらいはこれだったんじゃないかなとも思う。

 

 

でも、超特急のことが大好きでした。

 

 

結局6人の超特急にどうでもいいなんて思うことはできなくて、単純にもっと見たいなって。Feel the Lightの振り付けもスノブレ大好き芸人の私にはグッとくるものがあった。そこにはいつでも完璧に振舞うカイくんと、みんなのリーダーリョウガさんと、こんなヲタクのことをちゃんと引っ張り上げてくれるタクヤさんと、孤高のダンサーユーキさんと、ビタミンユースケくんと、たったひとりのボーカリストのタカシくんがいました。コーイチくんはいなかったんだ。当たり前だけど。

 

 

 

と、言うわけで次の公演が発表になったとき、カイくんに「来る人ー?」と聞かれて友人が高々と手を上げてFCにまで入ってくれたので私もついていきます。

 

 

あーーーー吉野晃一さんの公演情報まだかな!!!!!!!!!