私が推し・コーイチくんを推している理由

先日6月18日、22歳の誕生日を迎えた私の推しコーイチくんとの出会いは3月の末である。知ってから2ヶ月でのライブへのスピード乗車は前回の記事でも書いたが、文末の薄く小さく濁すように書いた文の詳細を所謂「8号車宣言」として6月18日に更新予定だった記事に書くつもりであった。否、書いていた。

 

記事が消えました。

 

何を間違えたのか書いた記事が全て消えた。推しの誕生日ムードとシベリアの楽しそうな様子を糧に書いていた私は完全に心が折れ、ファンクラブに入会した今でも8号車宣言はしないままである。

そのまま約3ヵ月が過ぎる最中、私が乗車を決めた2016年の春ツアー“Synchronism”のBody&Groovin’公演がスカパーで放送され、さらに怒涛のイベント出演が連日発表されている。さらに、私事だが自分の誕生日に推しがトークイベントを開催することが分かった。こんな楽しい夏に参加して、死ぬほど忙しいシルバーウィークを推しのトークイベントひとつで休みに変えてしまう自分がいる中で、自分は8号車でなくて良いのだろうかとふと思った。

例え推しがシカゴに着きましたと事後報告でブログを上げそれ以降パッタリと更新が途絶え果たして無事に生きているのかも分からない状況でも、スカパーで放送されたGroovin'公演は毎日見ていたし夏へのワクワクは止められなかった。

結局推しが楽しそうに生きてくれさえすればそれで良いと思ってしまうチョロヲタなのである。

 

と、いうわけで年末の単独公演への覚悟を決める意味も兼ねて、推しの好きなところを彼の年齢の数、つまり22個あげてみようと思う。

(本気でどうでもいい私情しか書いていないのでお暇な方だけお読みください)

 

 

 

 

1.顔

言わずもがなまず挙げられるのは「顔」である。私がコーイチくんに落ちるキッカケでもあり、絶大な信頼感と抜群の安定感を誇る不動のナンバーワンである。

どれくらい私の中で効力を発揮するか具体例を挙げるなら、超特急の楽曲も彼の人となりも知らないまま、コーイチくんがいるからという理由でGWに骨折した左腕を抱えながら名古屋まで弾丸で行ったというのが一番分かりやすいであろう。

幼い頃から芸能の仕事をこなしていた彼の写真はネット上にも数え切れない程あるが、超特急の公式ブログを全て遡って彼の写真を残らずスクショした期間は死ぬほど楽しかった。程よい雑感と作りこまれていないシチュエーション、投げやりにも思える申し訳程度の加工でも抜群に顔面は生かされている。

 

2.表情筋

ジャニーズWEST重岡さんの表情筋担を名乗るほど表情筋というパーツが好きな私ですが、推しのコーイチくんは表情筋も素晴らしかった。いや結局顔だろって声も聞こえてきそうですが違うんです。歌うときの眉間に皺寄せる表情やら気の抜けきった口の開いた顔やら笑うときに上がる丸めの頬やら好きな表情挙げたらキリがないほどコーイチくんの表情は好きで溢れてるんです。

笑った時に上がる頬の筋肉が丸めなのも最高。私が日本で一番美しくて可愛いと思っている女性・安室奈美恵さんばりの筋肉なのでぜひ見てほしい。

 

3.体型

ムチムチと言われたり美味しそうと言われたり、ずっしりしているイメージだがその重量感がたまらなく良い。元々分厚い身体が見てて一番安心するタイプなので美味しいものを食べてストレスを感じずに生きていることが伺える健康的な体型でいてくれることがなにより嬉しい。

ただコーイチくんは着痩せする。私服でスキニーとライダースの黄金コンビなんて着ている日にはただのイケメン。いうまでもなくモテ男。普段から体重をイジられている男にはとてもじゃないが見えない。

 

4.柔軟さ

物理的な方です。じゃない方も好きだけど。いやコーイチくんはとにっかく柔らかい!分かりやすいのは2015年に開催された代々木公演のドキュメンタリーでしょうが柔らかすぎてこっちが引くレベル。昔から硬いなんてもんじゃないくらい身体が硬いので感心もする。昔からやっているというダンスの賜物なんだろうがいやそれにしても引く。

ついでに中身の柔軟さについて簡単に述べるならボケもツッコミもできるところが好きです。

 

5.首

一番最初にヲタクに足を突っ込む原因となったのは嵐の二宮和也さんなんですけど。その時から男の人の首が大好きなんですよ。コーイチくんの首も大好きなんですよ。いやなにがすごいってあんまりないところ。丸顔だからかあんまり首そのものの主張ってなくて、なのに綺麗!このバランス絶妙すぎる。

 

6.手

マイクを持ったりピアノを弾いたりご飯を食べたりお菓子をつまんだり。コーイチくんが手を使っている場面はなんとなくフェチショットに近いように思える。どんな写真でも基本的にピースと「超特急です!」ポーズの中間のような独特な形を作っているコーイチくんの手は重厚感のある体型から想像できるそれとは違って意外とスラッとしていて、色白な肌と相まっていつもドキッとさせられる。

またその手から書き出される字が綺麗で。やっぱりちゃんと中学校受験して、高校もまじめに通って、大学にも進学して、レポートのために課題図書を読んでるんだなと勝手に想像しては悶えさせられる字である。

 

7.目

「ぱっちり二重に生まれたわけは 愛しいあなたを見つめるため」と口上にもあるように、本当に綺麗なぱっちり二重。見てて欲しくなる。前髪の上げ下げがグループ内では頻繁な方で、前髪のありなしで目の見え方は大分変わるが、そのくっきりした眉毛とマッチしてとても綺麗なお顔に見せてくれている重要なパーツだと思う。

猫目の要素もあって笑うとただ可愛いだけじゃない表情を生み出してくれている。歌っている最中にぎゅっと閉じられたときのエロさが尋常じゃない。

まぶたの裏には生まれつきのハート型の赤い痣があって、すっぴんの時にそれがはっきり見えると個人的にとても嬉しい。

 

8.口

コーイチくんを語る上で個人的に欠かせないと思うのが口である。

まずコーイチくんはよく食べる。肉も米も麺も喰らう。ブログを見ているとよく食べているショット(by メンバー)がアップされているので要チェックである。

そしてコーイチくんはよく笑う。大きな口を開けて高い声をあげて笑うコーイチくんの笑い方は人を幸せにすると本気で思っています。

某動画サイトを探すと笑い声を繋げた動画もあるので見て下さい。ぜひに。

 

9.おでこ

前述したとおりメンバーの中でも前髪の上げ下げが激しいコーイチくんは、おでこを出す回数もダントツで多い。コーイチくんはその雑感のある中身と反して肌がツルツルでおでこもとても綺麗だ。相方のタカシは富士額だが、コーイチくんは台形で、広すぎず狭すぎず良いバランスである。

ついでに言うならば前髪の生え際もすごく良い。毛の強さが窺える立ち上がりである。

 

10.足

足?脚?あしです。好きになる人は大体太ももがしっかりしている傾向にある私の推した人は「美味しそう」と言われる人でした。

衣装によってはパツパツなのが垣間見えて沸きます。ただコーイチくんのせいで着れなくなっている衣装は確実に存在すると言うのが定説です(私の中で)

 

11.声

私がひと目コーイチくんを見たときに「推したい」と思った決定的な理由のひとつが歌声だったくらい、コーイチくんを推している上で大きな要素なのが声。

歌番組で「甘い歌声だね」と褒められるくらい甘めで高い声だがしゃべっているときは意外と低め、ハスキー気味になるギャップのある声が最&高。

人生の半分以上で声が商売道具なのもあって大切にしているなと感じられるタイミングが節々にあるのもプロ根性にグッとくる私にはとてもよく効きます(どうでも良い情報)

 

12.言葉遣い

幼い頃から所謂大人の世界に片足を突っ込み、中学受験までする環境にいたのもあってか言葉遣いがとても丁寧なコーイチくん。普段はヘラヘラして不真面目な一面が取り上げられがちだが語彙力という面において本気を出したらグループのブレインであるカイくんと並ぶ、いやそれ以上だと思われる。

 インタビューやメイキングのスタッフさんへの言葉遣いからもその一面は垣間見ることができるが、ファンとの接触イベントでもその能力は遺憾なく発揮されており基本的にファンには敬語。「(ツアーには)たくさん来ていただいて…」と恭しくファンに発言したエピソードは語り継いでいきたい所存。

 

13.楽器ができる

 事務所の公式プロフィール*1にもあるように、特技は「ドラム、トランペット、ピアノ」

ドラムは超特急の楽曲「Gravitation」の撮影風景の映像で、ピアノはYoutube内「超特急のふじびじスクール! ♯51 ファンタスティック・フォー」特技披露コーナーにて自身の大好きなアーティストBrian McKnightの「Shoulda,Woulda,Coulda」をガチ過ぎる弾き語りで披露しているので是非!是非!チェックしていただきたい。

楽器厨な私は彼がドラムを叩いている動画を初めて見た際興奮して友人に「コーイチくんがドラム叩いてるんですけど?」と迷惑極まりないイチャモンLINEを送った。

 

14.経歴

既に何度か話には出しているがコーイチくんの芸能活動は彼が小学生だった時にまで遡る。芸歴はおおよそ10年超え。貫禄も出るはずである。

才能のある最年少としていくつかのユニットを転々として仲が良いと有名なPrizmaX清水大樹さんの影響もあり東京で芸能活動を始めるところまでもれなく好きである。

ネットに残っている過去のストリートやライブハウスなどでのパフォーマンス映像の中には紛れもなく「吉野晃一」がおり、その実力に見合う場数が垣間見えてなんだか安心するのである。

 

15.歌っているときの首の動き

もはやお前の性癖だろうという突っ込みは受け付けておりません。

ダンスの影響か滑らかに前後に動く首の動きは格別。

音楽がからだに染み付いていて、音楽を耳にするとついリズムを刻んでしまう、ある種の職業病のものなのだろうか。音楽を楽しんでいる様子が分かりやすく可視化されている気がしてついつい反応してしまう。

言葉にするのは難しいが「グルーヴ感」と言うのが一番しっくりくる、気がする。

 

16.ブレない姿勢

長い芸歴の中で様々なユニットとして活動してきたコーイチくん。その長い歴史のなかでずっとあるのが音楽である。

かつて超×Dの中で披露されたロングバージョンの口上で「歌に魅せられこの道目指し ついに射止めた歌手デビュー」と述べられている通りコーイチくんはずっと歌うことを大切にして、望んで活動をしていた。

大学受験もそうだ。自ら望んで活動を制限してまで挑んだ受験で一度望み通りの結果を得られなかったとき、コーイチくんは諦めなかった。

学業を続けながらもその夢を追い続けモノにし、今となっては生業としているコーイチくんのそのブレない姿勢にすごく惹かれるのである。

 

17.人懐っこいところ

 コーイチくんは人懐っこい。表立って遊びにいった、というエピソードがなくても、気がついたら大人との関係性が出来上がっている。

ヒャダインさんとタカシが夢の国に行ったりしているのは有名だが、ヒャダインさんが大阪公演に周りに内緒で参加しようと思い立ったとき、唯一連絡したのはコーイチくんだった。

見た目と反した実は繊細で甘えたな内面が少し垣間見えるたびに、私はドキっとするのである。

 

18.踊れてしまうところ

バックボーカルとして活動中の彼だが、芸事のそもそもの始まりはダンススクールである。小学生のときから休憩を挟みつつ習っていたコーイチくんは、ストリートでダンスのみのパフォーマンスをしていたほどである。

正直ダンスのタイプで言えばダンサー含めてもダントツで好きなスタイルで踊る彼のダンスは独断と偏見をたっぷり含んでご紹介するなら足捌きが抜群に良い。誰かに話すとき分かりやすく「滞空時間が長い」などと言ったりするが、百聞は一見に如かずなので気になった方は何よりも見て下さい。

そしてなにより無駄な動きがない。きちんと学んでいたんだなと窺えるステップはダンサーとして踊らないのが勿体ないほど。

 

19.クズキャラ

褒めてます。私の好きになる人は何故かクズキャラの人が多い。あくまでキャラだけど。

やる気がないように見せているコーイチくんを見ると勝手に、本当に勝手に共感してしまう。なんとなく全力の本気になるのが嫌で怖いのかなとこれもあくまで憶測だが思ってしまう。

歌えて踊れて喋れる、一見演者として完璧なコーイチくんの中にそういった人間味を見出すと「推したい気持ち」が沸き上がってくるのである。

 

20.中身が重たい

いや知らんけど。実際どうなのかは私全く知らんけど。選曲のセンスからにじみ出てるなぁと。

大抵カバーで披露してくれる曲は失恋ソング、重ためで、自らを省みるタイプの曲である。ボーカルのみの公演である「うたうたい」のセットリストを見て私は深夜に情緒不安定になりかけたくらい拗らせた。(本気の実話)

そして今年冬に開催された「うたうたい」で初披露されたコーイチくんの曲「Missing U」も失恋ソングであった。噓だろ。なんで聞きに行けてないんだよ。

 

21.洋楽かぶれ

褒めてます(2回目)

これは父の言葉で、歌い方から感じたらしい。確かにコーイチくんが洋楽が好きな印象があるし、よく聞いているのも知っている。Groovin'公演でのコーイチくんの音の運び方は確かに日本人歌手にはあまりないタイプだった気もする。あいまい。

ただコーイチくんは英語詞でしか伝わらないニュアンスの歌詞が好きだと言っていて、やっぱりJ-popではない、洋楽ならではの何かに影響を受けているのだと感じた。

私はその歌い方がとても好きゆえ、そう言われればこれは好きな要素を言わざるを得ないのである。

 

22.奈良生まれ

最後の最後にそれかよ、という突っ込みはお受けします。

性癖です。関西人が好きで関西弁が好きでもっというと奈良という土地が好きだ。これはかの有名なKinki Kids堂本剛さんの影響でもあるわけだが、彼を永遠の0番、世代が違えば初めての自担であったと公言しているほど好きな私が、彼と同じ出身の、同じ言語を喋るコーイチくんを嫌いなわけがなかった。

顔と歌声が好きだと思い、何気なく見た動画で関西弁を話しているコーイチくんを見た瞬間のことは一生忘れないと思う。

実際初開通であったSynchronismツアーで足を運んだ奈良の都はとってもいいところで、いつかまたゆっくりと味わいに行きたいとひそかに思っている。

 

 

 

 

さぁ、ここまで読んだあなたはきっとよっぽど暇だったのだろう。長い期間をかけて書いた記事なのでですます調もめちゃくちゃな上内容も「性癖」の一言で片付けられそうなものばかりだが、少しでも1号車お父さん担当イメージカラーは黒のバックボーカルコーイチくんが気になっているという人のとっかかりになればと思っている。なるかは分からないけど。

お付き合いありがとうございました。

 

ジャニヲタが超特急に乗車するまで

いや何番煎じだよって話なんですけど。

自分だってそう思ってますけど。

そうはならないって思ってましたけど。

 

 

 

 

すべてのことの発端はLove Musicという番組。

えびが出るとたまたま知ったので、軽い気持ちでチャンネルを合わせた。

ら、番組が始まって、当のえびより先に出てきたグループがいた。

 

その中にいたのだ。

言葉通り文字通り、顔がタイプどストライクな人が。

…いやうそ。顔だけではなく歌声も好きだった。

 

その人が他でもない、1号車お父さん担当バックヴォーカルのコーイチくんであったわけだが。

 

 

そのまま友人に縋るように情報を求めて、

 

このひと好きな要素しかないな?!?!

 

気付いてしまった。顔と歌声で選んだはずなのに関西人、ダンスも踊れて喋りもできる。その他も細かく言うまでもないくらい私の好きな要素しかなかった。もうとにかく衝撃の一言。

 

 

 

そこからの私は早かった。地元横浜の地にツアーで来ると聞いて軽率に行くと言い、前々から行ってみたいと思っていた土地・名古屋公演に誘われて予定が空いていたので二つ返事でOK。

毎日Twitter流れてくる友人が流してくるコーイチくんの写真をひたすらに保存し、それでは飽き足らずに過去のブログの写真まで保存しまくった。

 

 

 

そんなこんなで名古屋へ行く直前、骨折(笑)

笑うしかない。医者には入院までの期間安静にしていろと再三注意を受けた。

でもその頃にはやめるなんて選択肢はとっくになくなっていて、三角巾で左腕を吊り下げたまま医者に黙って名古屋に行った*1

 

周りの友人に甘やかされて敢えて「Yell」しか知らなかったのに。

次の日に入院しなければならないと決まったのに。

1公演だけ見て1泊し朝イチで帰るという弾丸旅だったのに。

 

結果お邪魔してみたらかっこいい顔は2時間見てても飽きなくて、好きな歌声は最初から最後まで変わらずに響いてきた。

語彙力は会場に置いてきたので端的に言うと

ほんとーーーに楽しかった!!!!!

公演中ずっと防振で顔を見ていたのに1㎜も飽きなかった環境にデジャヴしか感じず、泣く泣く名古屋から去ったのは今でも忘れていない。

 

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残念ながら浮かれている。なんだよこれ。

このツイートを打ちながら友人に送ったLINEがまたひどかった。

「新幹線の中のひと一人一人にかっこよくないですか?って聞いて回りたくなってる。」

 ・・・いや考えなくてもわかるよ。浮かれてるな。

 

繰り返すが私は今(5/6)の時点で彼らの人となりは殆ど知らない。

 

知っているのはコーイチくんが関西出身で、輩なことくらいだ。

それなのにどうしようもないくらい楽しくて好きだ。

 

 

 

これからとにかく彼らのことを知っていくのが楽しみでしょうがない。

コーイチくんだけでなく他の人のことだって知りたいし、MCも聞いてみたい*2

 

 目下の目標は口上で「そのわけはー??」と聞くこと。

 

 

とにかく次の横浜まで、ワクワクが変な方向で爆発しないことを祈っている。

 

 

 

 

 

---------------5/17追記---------------

 

えーと・・・入院中に山梨に行くことを決めて、その山梨に入る前に奈良公演に入ることを決めて、山梨でFCに入会し、本日ブルーレイを購入しました。(それも限定盤をフラゲできる店舗を駆けずり回って探した)

 

無事山梨にて初口上キメました☆

 

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*1:皆さんその節はお世話になりました

*2:名古屋公演ではMCがなく、これはジャニヲタの私としてはカルチャーショックだった

神山くんがギターを弾いた

2016年4月17日放送のもぎたて関ジュースで、それは起きた。

 

 

不真面目なヲタクなので、最近(と呼べないほどの期間分)のラジオ番組を溜めている。知らなかったのだ。濱田さんが「神ちゃんのギターが聞きたい」と言ってくれたことを。だからまさか、久しぶりに聞くラジオで神山くんが話を振られるなんて思ってもいなかったし、マネージャーさんが神山くんのFenderのSonoranを持ってきているなんて予想する土台すら私の中にはなかったのだ。というか知っていたらわざわざ都内のスタバでなんて聞かないから絶対。

 

私の記憶と知識が正しければ、神山くんがもぎたて関ジュースの中でギターを弾くのは2013年の1月放送分以来だ。メンバーにリクエストされた曲を本当にサラッと弾いた神山くんは、今も昔も自分の中で最高だ。

でもその時は歌声は聞けなくてとても残念だった。歌もダンスも完璧主義だから、きっと神山くんが自分で合格点を出せるパフォーマンスをできると自分で判断しなかったからなんだと当時から勝手に思っている。

 

そう。神山くんは完璧主義なのだ。人一倍努力を重ね、基本的に完成したものしか見せない。長い年月とデビューを経て少し柔らかくなった神山くんは、あれもこれもをやめて自分の担当ジャンルではないものをメンバーに任せるようになった。だからこそ、自分が秀でている、任されていると思ったジャンルは徹底的に磨き上げる。

私たちファンの見えないところで作業を続けているのだ。曲作りも然り。「曲作りを本格的に始めている」「夜中まで作業をしている」という発言は聞けても、そのイントロすら聞かせてくれない。

私はそんな神山くんがすごくもどかしい。折角の才能と実力があっても、披露しないんじゃ誰もそれを知り得ない。手を上げなければ神山くんの守備範囲は伝わらないのだ。さらには本人のアピール下手も相まって、一般の方々どころか他Gのファンの方々が神山くんの作曲事情なんて知る訳がないのである。

 

その神山くんが、ラジオでギターを弾いた。準備をしてきているとは言えリクエストをもらってその場で弾くのだ。まして「しばらく触ってない」と神山くんは言った。そんな神山くんが、間違えるリスクを背負って弾いたのだ。更には歌ったのだ。

実際神山くんの弾き語りは完璧ではなかった。だけどそんなことはどうだって良くなるくらい嬉しかった。

 

いやそりゃ泣くよね。

 

いつも「前に出ろ」と背中を押してくれるメンバーが「あれはあれは?弾けるん?」とリクエストをしてくれて、イントロを弾けば「おお!」と反応をくれ、弾き終われば「すごいなぁ~」と褒めてくれる。間違えても「それでもすごいよ!」と明るく返す2人の声にどんだけ甘いねん!と笑いもした。だけど涙が止まらなかった。

 

 

 さらに私がこんな熱に任せてブログを書いている理由はもうひとつある。

 

それは選曲だ。とにかく選曲が最高すぎた。リクエストによる選曲という点において正直パーフェクトだったと思う。エイターを名乗り嬉々としてエイトのDVDはすべて持っていることを連載で報告してくる神山くんにエイトの曲を弾かせる2人は天才だ。

 

言わずもがな名曲である「Heavenly Psycho」は、神山くんの自担である錦戸くんが大好きな曲だ。最近再レコーディングしたバージョンをCDに収録し話題になった。かつて神山くんはこの曲を歌う錦戸くんのモノマネも披露したこともある。そんな「Heavenly Psycho」はとにかく歌詞が刺さるのだ。神山くんへのもどかしさを止められていない自分には前に進もうと歌う神山くんが眩し過ぎた。

2曲目として照史くんがリクエストした*1「わたし鏡」は、照史くん自身も以前からカバーしてみたい曲として挙げていたものだ。そんな中神山くんのコーナーで神山くんに花を持たせる形でこの曲を振ってくれたことに私は感謝するしかない。安田さんが20歳のときに初めてこの曲を作り今でも代名詞として語り継がれているように、神山くんにとってのそんな曲ができることを祈らずにはいられないのである。

3曲目の「code」は先述した通り神山くんの担当である錦戸さんのソロ曲である。かつて「この曲を弾くためにたくさんギターを練習した」と神山くんは言っていた。リクエストした流星くんはそのことを記憶していただろうか。歌い出しからなんとなくご本人様に寄っているところから最後コードを思い出せず止まってしまうところまでもれなく感慨深い。間違えるかもと宣言しながら実際にミスってしまったものがそのまま放送された事実が涙を誘ってくるのだ。

 

 

 神山くんは完璧主義者だ。きっと次に私が聞きたいものを聞かせてくれるのは私が想像しているより遥か遠くなんだと思う。またもどかしさでどうにかなりそうな日々が来るのかと思うと正直憂鬱だしやめたい気持ちだって充分すぎるほどある。それでもまた味わってしまったのだ。大好きな神山くんがやって欲しいことをしてくれる感激を。宣言したことは必ず実現する神山くんの努力の才能が花開く瞬間を。

 

 

神山くんはいつでもずるい。最後の最後で全部を持っていく。

結局、好きじゃなくなるなんてこと無理なのである。

 

 

 

 

*1:突然の「章大くん」呼びは密かに引き摺っている