2018年ベスト現場

2018年…そして2019年へ…

平成最後の年末が過ぎ去り、年始が終わろうとしていますがみなさまいかがお過ごしですか。

 

私ですか????

 

 

 

いやもうまじでやってらんないことだらけだよねまじで()

 

 

 

と、いうわけで様々な意味で「激動」と言わざるを得ない2018年の数々の現場を、

要所要所ですが振りかえってみようと思います。

 

 

 

 

1.ジャニーズWEST LIVE TOUR 2018 WESTival 

1/3 横浜アリーナ

 

いやなにを隠そうこの公演、

「沖縄の離島(もっというと漁村)で照史くんと結婚して息子のダイキを育てる」

という夢が叶った公演なんですよ(叶ってません)

もうこのツアーの90%それで完結したといっても過言ではない

だいすきな神山くんが自分の作り上げた作品を初めて私たちに見せてくれたこのツアーは、神山くんがラジオでギターを弾いただけでブログを書いてしまう私のようなヲタクにとって特別で大切で強烈な印象を残してくれた素敵な現場でした!

 

 

2.THE END FOR BEGINNING

1/6 大阪城ホール

 

なんて言ったら良いのか分からないよ!!!!!!!

 

どんなに時が過ぎていっても変わらないものはここに

見失いそうになったときはきっと思い出して

この一節だけはコーイチくんはタカシくんに歌ってたと思うんだよね。ヲタクの戯言だけど。こんな言葉残してどうしたいねん。

 

でも今まで見たどんなコーイチくんよりもかっこよくて可愛くて歌上手くて楽しそうで最高な公演でした!だいすき!!!

この公演でコーイチくんがかっこよすぎて気づいたら3回くらい泣いてた。勝手に。

このひとから歌を取ってはだめよ…彼自身が歌だから…とかよく分からないこと言いはじめてた。そのくらい求心力のある公演だった。

え、なんでやめたの?????

 

 

3.滝沢歌舞伎2018

5/9 新橋演舞場

 

素晴らしかったです。私は何も言える立場じゃないけど。

継続すべき公演だと思った。

三宅健さんと楽しそうに目を合わせる滝沢秀明さん(以下:ひであきさん)が本当に本当に幸せそうで、その周りにいるJr.のみんなも楽しそうで、きっと稽古では辛いことが多いだろうけどやっぱり最後にはこれが待ってるんだよな〜って勝手に想像したりした。

DVDも見させてもらったけど、すのをはじめとする慣れている人たちが自然と下の子に教えたり仕切ったりしてるのを良い職場だなと思った。それができない人もいっぱいいるけど、それをできるように・するようにしっかり教育する場を作ってたんだなと(今更だけど)

滝沢歌舞伎って舞台にだけじゃなくて、他の現場にもすごく大きな影響を及ぼしてたとわかりました。

いつが最後になるかなんて分からないし、観たいときに観るべきだと教えてくれたn回目の公演でした。

 

 

4.音楽劇 「マリウス」

6/12 大阪松竹座

 

一報が飛び込んできて、それが大きく報じられて、そして飛び込んできた代役の話に正直照史くんよりビビってた自信ある(笑)

それもあまりにも突然で、気づいたら幕が上がってて。

それでも台詞も歌もお芝居も、タップダンスも完璧にこなしてる照史くんを見て手が痛いって思うくらいおっきな拍手が自然と出てきた。

カンパニーの方々と、お腹抱えて笑っちゃうようなアドリブ交えながら汗だくになってお芝居する照史くんに誇らしくなったのでした!

偉い大人の方たち、照史くんを選んでくださってありがとうございました!!!

 

 

5.King&Prince First Concert Tour 2018

8/10 横浜アリーナ

 

しょおくんのデビューを見守ることができて、そしてその歓声の一部になれたことが本当に嬉しかった。

上から出てきた衝撃絶対忘れない(笑)

なにより神宮寺くんに恋した2018年の夏でしたよ!

私が神宮寺くんと付き合いたい!って15回くらい言ったと思う。

 

 

6.「オセロー」

9/7 新橋演舞場

 

シェイクスピアを学んでいた私が出演するって聞いて震えたあの日からあっという間に今日…もうすぐNHKさんで放送されるので見てください。

ただでさえ台詞が複雑な「オセロー」を、神山くんが演じる。そしてその共演者は舞台経験の豊富な大物ばかり。こんなのいいんですかって震えながら劇場に足を運んだ。

台詞だけじゃなく、表情や動きにシェイクスピアがたっくさん詰まってて、でも古典的なテンプレのイアーゴーってわけでもなくて。あぁ研究したんだなって嫌でも分かった。

完璧主義神山ここにあり。あぁ好き。

 

 

7.ONE N' ONLY Zepp Tour 2018

10/14 Zepp Tokyo

 

「あれ?久しぶりじゃない?」

もうこの公演はこの一言に尽きます。

この一言に悩まされ考えさせられ捕らわれて結果だけ言えば次の週名古屋にいたし、新幹線止まって名古屋から帰れなくなったりした。

Zeppがこんなに広くて怖い空間だと感じたのは初めてだったかもしれない。

ただ椅子があるって最高すぎた。

 

 

8.Let's EBiSSH!~HBD TETTA★21~

11/24 CLUB SEATA

 

推しが21歳になったよ!こんなにも激動の2018年で、この公演ももれなく泣いた。

メンバーからの素敵なプレゼントとみんなからのお祝いの言葉聞いてニッコニコでセンターに立って歌う推しが眩しくて、秋   

なによりNAOYAくんが大好きで大好きでしかたないおにいちゃんより先にTETTAくんにおめでとうを言った事案が判明してヲタクは歓喜した。

ハッピーにまみれた公演だった。

 

 

 

2018年、何度も何度も挫けそうになった年でした。

だけどやっぱり自担が、推しが、そこで笑ってくれていることがじぶんの幸せに繋がり、そこからまた活力になるんだと再認識した1年でもありました。


2019年は個人的にイベントが多い年ですが、笑顔の多い、満足度の高い1年にしたいです。


あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

「Sweetest Battlefield」

 

「Sweetest Battle Field」に行ってきました。(5/27) 

何も考えず、今の気持ちと思いを記録しておきたいなと思って筆を取ります。ネタバレもあります。

 

 

以前の記事で書いたことになるけれど、このツアーが決まったときとは状況がなにもかも違いすぎて、始まってしまうのが嫌で嫌で仕方なかった。コーイチくんがいなくなるのは分かるけど、じゃあ推しがいなくなった6人の超特急を見て自分がどう思うのかなんて全く分からなくて。なにかに怯えるように6人の情報はシャットダウンして、7人の映像と楽曲をひたすらに見る約4ヶ月。

 

結局一次も二次も申し込めなくて、パーバレやFCツアーみたいにまた関係なく終わるんだろうなと思ったし、正直本当にそうするつもりだった。悲しくて悲しくて、全然関係ない大学の友達とカラオケに行っても超特急の楽曲入れてライブ映像見ては泣いて「なんでやめちゃうの」ってそればっかり。今思い返しても申し訳なかったなと思う。

 

でもその映像を見てひとりが超特急に興味を持ってくれて、「ライブに行ってみたい」って言ってくれた。それが嬉しかったのと、ひとりで見に行く気にも他推しと見に行く気にもなれてなかったから、そこから一般でチケットを取って見に行った。

一番上の階の後ろから2番目の列。超特急を好きになったばかりの頃はそういう席で色んな公演を見て、ジャニから来た私は客席登場がないのにもそれでも楽しいのにもすごく驚いた記憶があって。超特急を一番に応援するぞって本腰入れる前の自分を思い出してなんか懐かしくなった。(未練がましく黒のペンライトを持って行っても良いよって言ってくれた友人には大感謝。結局自分が黒を一切持たないのがしっくり来なさ過ぎて1曲ともたなかった。)

 

 

1曲目の超ネバは本当に本当に本当にたくさんの思い出が詰まった曲で。PV撮影から始まりオリコン1位、ツーショ、フォトブック、トークショー。そしてなにより、コーイチくんが「超特急」という名前でオリコン1位を獲ったことを心から喜んでいるのを見てあぁ良かったと安心した曲。超特急の強みがすごく出ていた曲。なにもかもが詰まったこの曲を聞いて、まず泣いた。元々は歌い出しがコーイチくんで、そこでまずコーイチくんは本当にいないんだと改めて分からされたから、このセットリストはきっと正解だったんだと思う。個人的に。

 

超えアバもオバドラもNO.1もバッタマンも、コールが入る楽曲はやらないんじゃないかと思ってたけど全然そんなことなくて。バッタマンでいっつも「1!」って上げるタイミング分からなくてぶすくれたの、今となっては楽しい思い出だし実はそれでも上げられる1推しになりたくて頑張ってました(笑)どうでもいい(笑)

 

新曲も混ぜながら6人で完璧にやりきってた超特急さんは本当に格好良くて、そして何よりもやっぱり超特急の楽曲が大好きなんだと再確認できた。私は超特急の楽曲に合わせてペンライトを振りたいし、コールだって入れたい。それをやらないとダメになるようにあの人にされてしまったんだと思う。

 

公演の中でもコーイチくんのそんな置き土産はたくさん見えた。たなっぷやDJ Dominatorみたいな超特急にとって新しい楽曲はいつも誰よりも楽しそうにしてたし、StarlightもOne LifeもBillion Beatsみたいなバラードだって誰よりも息含ませて超特急の色を塗りたくってた。タカシくんの歌い方がコーイチくんの真似だとか言いたいんじゃなくて、ヲタクみたいにステージの上でしかコーイチくんの歌声を聞かないひとでもコーイチくんの歌い方やアレンジがそこで聞こえてるみたいに脳に浮かぶ。そんな中で楽曲をもう一度ひとりで考えて、噛み砕いたように自分のものにしてたタカシくんはすごいって話。

 

公演前タカシ推しのフォロワーさんとお話したけど、「絶対楽しめますよ!タカシくんすごいです!」ってキラキラした目で言われた。本当だった。楽しかった。正直話を聞いてるときは眩しかったけど、自分も思う。敢えて言葉を選ばずに言うならコーイチくんが引っ張ってきて先導してきた成果が死ぬほど出てた。脱退があと1年早ければ絶対に乗り越えられなかった壁だと思う。私はね。コーイチ推しだからね。そう思う。

 

今思えばコーイチくんを推し始めて少し経った辺りから、いつでも脱退の言葉に怯えていたかもしれない。ひとりのうたうたいを見に行ってからは特に。吉野晃一の作る歌は大好きだし、正直私はこんなにひとりの人を至上主義のようにして推したことがなかったから、どうなってしまうのか、超特急のことなんてどうでも良くなってしまうんじゃないかって不安だった。脱退してからの不安の正体のはんぶんくらいはこれだったんじゃないかなとも思う。

 

 

でも、超特急のことが大好きでした。

 

 

結局6人の超特急にどうでもいいなんて思うことはできなくて、単純にもっと見たいなって。Feel the Lightの振り付けもスノブレ大好き芸人の私にはグッとくるものがあった。そこにはいつでも完璧に振舞うカイくんと、みんなのリーダーリョウガさんと、こんなヲタクのことをちゃんと引っ張り上げてくれるタクヤさんと、孤高のダンサーユーキさんと、ビタミンユースケくんと、たったひとりのボーカリストのタカシくんがいました。コーイチくんはいなかったんだ。当たり前だけど。

 

 

 

と、言うわけで次の公演が発表になったとき、カイくんに「来る人ー?」と聞かれて友人が高々と手を上げてFCにまで入ってくれたので私もついていきます。

 

 

あーーーー吉野晃一さんの公演情報まだかな!!!!!!!!!

 

 

私はあなたを支えてあげられないけど

スターダスト事務所のEBiDANという団体を応援するようになってから、気がつけば丸1年以上が経っていました。

その中で私は、超特急だけでなく、様々なグループの現場に足を運び、そして応援したいなという人をちょっとずつ増やしてきました。

 

DISH//小林龍二さんもそのひとりでした。

ヤンチャな野生児という自己紹介とは裏腹に、面倒見が良く優しさと気遣いに溢れた彼は、かつてグループのリーダーをつとめたほどでした。(現在は北村匠海さんがリーダー)

 

 

“なにか”が起こったというのはなんとく耳に入っていました。

でも知りたくなかったんですよ。

 

最年少ながら俳優面で目覚ましい活動を続けている匠海くんとは10年以上の仲。

「これから一生会えなくても毎日相手が何してるか考えちゃうと思う」なんて言葉が本当になるかもなんて一回を考えたこともなくて。

 

やっとできたグループ内での同い年メンバーの大智くんとのおちゃらけた会話がもう見られないかもなんて、

公演を仕切りながらも裏ではナイーブな面を見せるとーいくんに見せる優しさがなくなることも、

学業との両立のため精一杯の努力をしているまさきくんへの気遣いが与えられなくなってしまうことも。

 

なんにも考えたことなかったんです。

 

 

正直大智くんの加入には本当に驚きましたししばらく受け入れられなかったです。

だけど匠海くんの意見を汲んで、そして大智くんと同い年という立場からありったけの優しさと気遣いと笑顔でコトを進めていた龍二くんの姿が見えたからこそ。

やっとメンバーとリズムを刻める喜びを龍二くんが感じていたからこそ、5人のDISH//を応援しようと思ったんです。

 

 

おちゃらけた雰囲気だけど誰よりも字が上手で、書道コーナーだったり、果ては武道館公演のタイトルまで担当していた龍二くん。

現場ではFF仕様と言われるほど美しい龍二くん。

匠海くんの少しの合間にも渋谷で休憩に付き合ってあげる龍二くん。

メンバーにも誰からも「気遣い、優しさの人」と言われる龍二くん。

 

 

数年前の交換日記でも、昨年の誕生日でも、あるメンバーにはずっと「裏から支えられるよう自分も頑張る」と言っていましたね。

自分は演奏なら演奏、音楽なら音楽、ひとつのことしかできないタイプだからと。

 

だから勝手にそんな龍二くんを支えられたらと思っていました。

 

 

龍二くんに何が起こったのかなんて知りたくもないしそんなことはどうだって良いんですよ。

2018年に入ってたった3ヵ月で大切な推しを2人も失うなんて想像もしてなかったですけど。

 

だけどやっぱり、推そうと決めたくらい大好きな人だから。

 

 

 

事務所も退所されるということで、私はあなたを支えてあげるなんて無理なことですが。

 

 

どうか幸せに楽しく生きてください。

大好きです。

 

 

 

 

 

PS.匠海くんと温泉、行けるといいね。

新しい世界をはじめる君へ

Twitterで「吉野晃一くんのファン」から贈られたお花の写真を見て、やっぱりいてもたってもいられなくなって。
今の気持ちをどうしても言葉にしておきたくて書きました。




私の推しが所属していたグループ、超特急からの脱退を発表してから約2週間。ずっとずっと考えていました。



私が超特急に興味を持ったのはコーイチくんの歌声のおかげで、私が現場に足を運んでからこの人を推そう、このグループを応援しようと思ったのもコーイチくんのパフォーマンスがあったからです。



だから、超特急からコーイチくんが抜けた今、私は超特急を応援できるのか、したいのか、してもいいのか…






正直プライベートでも課題やテストの時期と重なっていたし、バイト先の忙しい時期に穴を開けるわけにもいかないしと相当参っていました。



よく寝られなくて、朝目が覚めるたびにドッキリじゃなかったのか確認して、やっぱり本当のことで絶望する。そんな毎朝でした。




私はコーイチくんの歌が大好きで、コーイチくんのスタイルが大好きです。


コーイチくんのメンバーとの距離感が大好きで、メンバーへの接し方が大好きです。



意見を言わないメンバーがいたら指摘して、プライベートではひとりで誕生日を過ごすのが可哀想だとお家まで押しかけてドッキリをかます。



ちょっと荒々しくうつったかもしれないけど、そこに本当のあたたかさがあるからメンバーもファンも、一緒になってコーイチくんが大好きになっていったと思います。



2017年に開催されたソロ公演の「うたうたい」
その最後に、バンドメンバーの皆さんを前に呼んで、遠慮がちな彼らにこう言いました。


「手、繋ぎましょうよ(笑)」



私はそんなコーイチくんが大好きでした。





コーイチくんの歌は唯一無二です。そこはコーイチくんの歌をキッカケに応援を始めた私としては譲れません。すみません。


ダンスを引っ張るユーキくんだって、相方のタカシくんだって、その他のメンバーだって、それは思っていたことだと感じていました。



それでもコーイチくんは、自分が少しでも活動を抜けたら6人でも成立してしまうんじゃないか、そう不安を漏らしたことがありました。




私の偏見と私欲をたっぷり混じえて断言します。




成立しません。




私の中での超特急はコーイチくんがいないと成立しません。






今夜コーイチくんは、他所のゲストとしてライブに出演します。


超特急のコーイチとしてじゃない、吉野晃一としてのはじめの一歩です。




私は大好きなコーイチくんに、たくさんの光を浴びて生きていって欲しいです。

楽しく、お腹いっぱいになるまでご飯を食べて、好きなだけ歌を歌って生きていって欲しいのです。




6人の超特急を見て自分がどう思うかなんてまだわかりません。

脱退についても消化しきれていません。



それでも、コーイチくんには幸せになって欲しいです。





吉野晃一としてZeppツアーを敢行するその日まで。







コーイチくんに幸あれ。

うたをうたわせたいひと

『うたうたい vol.3 ~sweet vox~』に行ってきました。

 

これは書かずにはいられないし、残さないなんて罪だ。とまで思わされた公演でした。元々洋楽被れで少し乙女ちっくな彼の音楽性が大好きな私は1曲目からツボを推されまくって泣きそうになりながら笑いを堪えることしかできませんでした。

発表時から「オリジナル楽曲をメインに」という方向性は聞いていたものの、それまでにファンが聞いたことのある楽曲は伝説のmissing Uのみという想像し難い公演内容に当日までソワソワは収まらず、何度も体調を崩しそうになりながら開演時間を迎えました。

ここからつらつらと書き連ねていくのはあくまでいちファンの感想とおぼろげな記憶であり、正確な情報やセットリストは既にメディアの力でネットに出ておりますのでそちらを参照なさってください。

 

 

 

0.Opening

コーイチくんがどこまで関わっていたのかなんて私は知り得ないんですけど。かの有名なBody&Groovin'公演を彷彿とさせるかのような大人な、情熱的な出だしでした。すっと登場するコーイチくんに客席も自然と拍手が出てきていて。そこにいたのは間違いなく1号車コーイチでなく、吉野晃一でした。そしてこのオープニングを聞いてなんとなくの1曲目のイメージを立てたのですがそれは見事に裏切られることになるのです。

 

 

 1.Suger&Coffee

1拍前までの大人で情熱的な雰囲気とは一転、ポップで明るい歌い出しと共に今までにない身体の動かし方でステージをいっぱいいっぱいに埋め尽くしたコーイチくんの「パフォーマンス力」が前面に押し出されたザ・コーイチくんのオリジナル曲でした。歌詞も彼女と自分の関係をシュガーとコーヒーに例える可愛い男の子のことを歌っていて、妄想が大好きだと言い切った吉野くんの普段考えている理想がちょっと見えて「カワイイー!」と叫ばずにはいられなくなります。「本当の愛を確かめ合うその日を前に 今は深く溺れたい」「愛の言葉注いでいく」「甘くほろ苦い恋をしようよ」「何もいらない 君さえいれば」なんてロマンチックな言葉のあとに「ねぇMy darling そばに来てDarling」ですよ。いやになっちゃいますね。

 

 

 2.Groovin' Love

1曲目とは違いラップで始まるこの曲はコーイチくんの好きなR&B要素が少し強めに出ている、所謂「グルーヴ感」が随所に盛り込まれていました。一定のリズムで歌詞を淡々と発していく低めの声と散りばめられた英語と少し崩した日本語が「現在っぽい」等身大のコーイチくんな気がして手拍子しててすごく気持ちよかった。「君のMagic マジFantastic」なんて歌詞で少しドキっとしたんですけど、後からMCで自身が音楽を好きだって気持ちを歌った≒君は音楽のことだと聞いて推しへの気持ちが爆発しました。

 

 

 3.TMWL(is)

いやまずこの曲について述べるなら題名の表記からですよ。“Teach Me What Love is”の略なんですけど。推しのセンス爆発しすぎじゃないですか?サビで畳み掛けるように“Teach me what love is.Teach me how to love.Teach me why love.”と繰り返されるフレーズがとても印象的でした。大サビの急にファルセットを使って、歌詞も少し感情的に乱暴になる箇所での歌い分けにも痺れました。「本当の愛ってなんなんだろう」はありがちなテーマかもしれないけれど、「それじゃ間違いってなんなんだろう」ってなかなか考えないですよね。間違いとされてしまう愛について考える時間を人生において自発的に持っている吉野晃一という人間控えめに言ってヤバくないですか?

 

 

 4.Bad Boy

私の大好きなコーイチくんの作詞センスとして単語のチョイスというのがあるんですけど、それが非常に分かりやすく出ていた曲。「君以外じゃ感じれない 君だけの“お話”」「冷めたスープの底に答えはきっとあるはず“だからさ”」なんて話口調を入れてくるからまるで等身大のお話なのかと一瞬感じてしまうちょっとズルいセンスです。「会える日 会えない日 会えても憂鬱な日」なんてふと共感してしまうフレーズを出してくるところもまた痺れる。「熱くKiss me」と「Sweet music」が並ぶ感覚を持っている推しのこと信頼しかできません。

 

 

 5.Don't stand by me

公演後に配信されたもういっちょでも長く使われていた曲。それまでの曲から一変、情熱的で大胆なイントロと歌い出しのピアノとボーカルのみの音のギャップがとても印象的でした。誰かに話しかけている口調なのに独白にも思える閉鎖的な歌詞と重たく息遣いさえも必死に聞こえる、まさに歌い上げるコーイチくんが美しかったです。照明も鮮明な赤一色で、視覚的にも大きなインパクトを残しました。

 

 

 6.White out

後出しになりますが絶対に歌うと確信していた1曲。タカシくんが見ていると知りながら先手を打つ形でタカシくんの歌を自分に完全に取り込んで歌い上げるコーイチくんの笑みがいい意味で大人気なくて、子供っぽくて。余談ですが超特急楽曲の中でどれをカバーするか観客に予想させる件で両手を挙げている人を当てる際に「2本挙げている人!」と言った推しが最高に可愛かったです。

 

 

 7.Synchronism

「次は一緒に歌ったりしてくださーい」の「さーい」が可愛くて記憶が大方飛んでいます。コーイチくんの音楽性もあるけれど、生バンドへの欲求と手応えと自信を大きくしたGroovin'公演を感じずにはいられないチョイスでした。この曲のラップの歌い方が好きなんです。観客に予想を当てられていたので曲名言うときにちょっとボソっと言ったの可愛くないですか?

 

 

 8.My love

出だしのピアノが夕日のような暖かさを持っていて、なのに歌いだしたらそこに吹く冷たい風が見えるような、視覚的な感覚が刺激された曲でした。PVみたい。「My love 会いたいよ」「My love 会えないよ」の対比がすごく切ない。「疲れたよ」「大きすぎるよ」なんて誰かに話しかけてる口調のなかに、ひとりでいることの寂しさと今までいた誰かを思わせる素敵な歌詞でした。

 

 

9.bye bye

 “What should I do?”のコーラスが印象的な、「My love」との繋がりも感じるいい流れの中での披露だったと思います。「ここで待ってるから」と誰かを送り出す優しく暖かい曲。「あの笑顔も照れて目を逸らす癖も」なんてリアルで柔らかい箇所もありますが、「運命なんかに僕らは引き裂かれない」と雰囲気の違う部分もあり、そのギャップに振り回されてしまいました。

 

 

10.Scene

明るいトーンで無理せず背中を押してくれる応援歌です。ちょっと乱暴で強引な言葉で気持ちを奮い立たせてくれるこの歌は、さながら幼馴染こーちゃんから上京のときにもらった餞別と言ったところでしょうか。「世の中ってのはなかなかに理不尽で」「眠れない夜には叫べ 眠った街ごと起こしてやれ」といったむき出しの言葉たちがとても印象的でした。C&Rコーナーで観客に指示を出しているときの声が尋常じゃなく甘くて何事かと思いましたが、とてつもないボーカルパフォーマンスを観客に振って「冗談だよ~この辺やろうとしたよね?」と笑う姿がザ・コーイチくんでしんっどかった!そして本編ラストのこの曲で「ずっとこのまま歌いたい 僕は君と歌いたいんだ」なんて入れてくるコーイチくんズルすぎませんか?あんなにMCでは照れて笑って誤魔化してたコーイチくんがこんなに真っ直ぐに投げかけてくるのかと眩暈がしました。

 

 

11.harmony

和訳すると調和という意味のこの曲。ギリギリの時間で作ったと言っていた通り確かに改善の余地はまだまだあったと思います。それでも2人が特別なうたうたいという場所に向けて一生懸命曲を作ったという気持ちと赤裸々(に見えた)歌詞が本当に本当に大きくて、嬉しくなる内容でした。余談ですがアンコールで登場した漫才コンビ Suger&Coffeeがとっても可愛かったです。緊張しすぎてやまびこのようにコーイチくんの言葉をオウム返ししてたタカシくんバブかった~~!つらい。

 

 

12.missing U

もはや伝説ともなっているこの曲。ずっと聞きたくて聞きたくて、新年会で初めて断片的に聞けたときは思わず泣きました。MCにて、散々事務所にスルーされてきたデモの中で初めて返事が返ってきた大事な一曲だと明かされたのもありまた違って聞こえてきました。恋焦がれるあの人への想いと、なかなか結果を出せない自分への焦りと…なんて思わず勘繰ってしまうような、それだけ考えさせられる素敵な一曲でした。締めに相応しかった、綺麗な終わり方だったと思います。

 

 

というわけでここまで箇条書きで一気に書いてきましたが、あくまで深読みヲタクの妄想ですので悪しからず。

 

どれもこれも本当に素敵な歌ばかりで、コーイチくんの熱意と歌への気持ちと楽しさとたくさんの愛が伝わってきた公演でした。

ところで実はこの初日、コーイチくんがMCで拍手が少ない動きのない観客席に対して「めっちゃ頑張って歌ったのに~」と拗ねたあとで「(もっと拍手して)歌うたわせて?!」と煽る場面がありました。正直コーイチくんと同様、観客席もどうなるのか分からない部分と今まで見えなかったコーイチくんオリジナルの面が見える緊張があったんだと思います。

今回の公演でたくさんのコーイチくんの歌を聞くことができました。だけどまだまだ足りないんです。もっと聞きたい、もっと歌っていて欲しい。初めての好きな人のソロの公演を経てやっぱり思うことがありました。

 

 

 

私のうたをうたわせたい人はコーイチくんです。

 

 

 

2016年ベスト現場

突然ですが私はコスメが大好きです。買ったものを見て頑張ろうと思えたり、いつもの自分にちょっとだけ勇気や自信をくれたり。

そんなコスメにはベストコスメという文化があります。

1年を通して自分が評価したいと思うコスメを「ベスコス」と呼ぶのです。

 

それを見ていてふと思いました。素晴らしかった現場をコスメと同じように評価したい。素晴らしかった点を上げて見返しては思い出に浸りたい。

 

と、いうわけで2016年も残り少なくなってきましたが私の2016年ベスト現場を上げていこうと思います。

 

 

 

 

1.超特急 LIVE TOUR 2016 Synchronism~Body&Groovin'~

5/4 愛知県芸術劇場 大ホール

「ベスト」と言っているのにひとつじゃない矛盾は置いておいて。これは特別賞です。自分の人生を大きく変えてくれた公演。まさかそんなにハマりはしないだろうと半信半疑で、コーイチくんの顔だけを頼りに名古屋に向かった私を見事に返り討ちにしてくれた通称“ぐるーびん”。No.1の歌いだしでもう好きでした。自分の好きな人が、大好きな音楽を楽しんでいる様子を見られることがこんなにも楽しいのかと実感させてくれた公演でした。ここでびっくりするほど大打撃を受けた私は見事にスタダ沼へ足を向けることになるのです。

 

2.EBiDAN THE LIVE 2016~Summe Party~

7/20 NHKホール

神コンテンツ「スターダストチャンネル」の教えでシャッフルを見逃したら死ぬと確信していた私は迷わず2日間のチケットを押さえて会場にいました。既にスタダ沼に足を踏み入れていた私はトップバッターのDISH//からエンディングのEBiDAN曲まで楽しみつくすことができました。特に1日目のシャッフル。推しと推しと推しと推しと…と推ししか出ていない激つよユニット「燃えよ★ドラゴン」の誕生に立ち会えたのは、ヲタクとしてこれから歩んでいく上で大きな節目であったように思います。2人のボーカルがまさかの推しと推し。あんなのってない。えびらいの凄さを思い知った2日間でした。

 

3.a-nation island 2016 AsiaProgress~5th Anniversary~

8/4 国立代々木競技場 第一体育館

代々木という超特急にとって特別な会場で彼らが歌って踊っている姿を年末より前に一度見ておきたくて。他の出演者が好きな友人を誘って緊張しながら足を踏み入れました。数年前のこの公演への出演をキッカケに何かが変わったとメンバーが話していたのもあって大きな意味を持って見に行った現場でもありました。アウェーだったらどうしようと思ったのも束の間。圧倒的なコールとペンラで埋め尽くされる代々木を見て、年末に向けて大きな自信に繋がったように思えました。

 

4.Vamp Bamboo Burn

8/5 上田市交流文化芸術センター 大ホール

10/31 フェスティバルホール

初日、幕が開いて神山くんが登場するその瞬間までずっと緊張していました。初めての単独外部舞台出演が劇団新感線で主演は先輩の生田斗真さん、脚本はクドカンなんてそんなの間違いなく面白いじゃないですか。こんなにも初日から千秋楽まで細かく楽しめた作品は今までなかったと思えるくらい、作品それ自体に思い入れの強い舞台です。大千秋楽での生田先輩での貴重な歌声も我を忘れて楽しんでました。

 

5.a-nation stadium fes.

8/27 味の素スタジアム

アウェーだったらどうしようなんてレベルじゃなかったです。力の差、人気の差、知名度の差…色々なものを見せ付けられた悔しさの残る現場でした。それでも的確にいる人たちに自分を売り込んだカイくんのスマートさには改めて感心したし、その中でインパクトを残したスケちゃんには思わず涙ぐみました。次につなげようという意思が感じられた公演でした。

 

6.『Take the BULLET TRAIN~8号車で行こう~』

11/1 Zepp Nagoya

初めてコーイチくんを目にした土地でまたコーイチくんを見ることができて本当に良かったと思える公演でした。8号車になりかけている人を8号車にする、そんなコンセプトにぴったりのセトリで、まさに楽しいとこ取りでした。スペシャルBOX曲のNo.1は自分にとって思い出の1曲だったので、ここでそれが引かれたことの大きさを自分で噛み締めながら公演に参加しました。余談ですがこの時斜め後ろにいたJK2人組が、代々木公演でも偶然同じ位置にいました。可愛いユーユー推しでした。元気にしてるかな。

 

7.PrizmaX Live Level4 いつかこの夜を思い出すだろう~Someday~

11/20 新木場STUDIO COAST

非常によかったです。

 

8.Merry EBiSSHmas~Early Christmas Party~

12/18 Shibuya Milkyway

活動開始から1年足らずで様々なドラマがあった彼らの「現在」がどうしても見たくて、無茶なスケジュールを立てて見に行った公演です。直前に推しが体調不良に見舞われたりと沢山の不安を抱えながら見に行ったステージでは、着実な推しの成長が見られました。ボーカルとして、ムードメーカーとして、エースとして努力しているTETTAの笑顔は本当に輝いていて、これからがより一層楽しみになりました。

 

 

9.BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMANSHOW 2016 愛す in WonderLand

12/17 神戸ワールド記念ホール

12/24 国立代々木競技場 第一体育館

入ってアナウンスが流れて公演が始まって…序盤からは想像できない展開に心を激しく揺さぶられた神戸では、コーイチくんの挨拶に笑顔を見せる吉野母に涙しました。神戸から代々木で変更点がいくつかありましたが、やはりその中でも「バッタマン」のアンコールへの移動は大きかったです。周りからの評判と当事者の考えに一番ギャップがあったこの歌が、本当の意味で超特急の武器になったと感じられた瞬間でした。挨拶での推しの言葉と涙については、また気が向いたら別の機会に書きたいと思います(なんせ体力使うから)

 

10.ジャニーズWEST 1stドームLIVE 24から届けます

12/25 京セラドーム大阪

デビュー前からずっと夢見ていたドームで7人が立つ姿を見られたこと、それだけで感極まりない出来事でした。濱田さんがひとりで挨拶をしているだけで号泣した私はもちろん「Stay Gold」で呼吸困難になります。照史くんを見る淳太くんの顔を、7WESTが4人で並んで大砲を撃っている光景を目にできた良い現場納めでした。

 

 

 

2016年は「動」の一年でした。行きたい、目にしたい、体感したいと思える現場が沢山あり、積極的に現場に足を運ぶ楽しさを体感しました。新しい事務所に手を出したり、自担が新たなステージに上がったりと大きな出来事も多かった気がします。

 

最後にはなりましたが、2016年も大変お世話になりました。現場で連番してくれた方、実際に会って興奮を分かち合った方、チケットなどでご縁があった方など。

2017年も既に決まっている現場がいくつかありますが、一層ヲタ充に向けて精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

PrizmaXのワンマンに行ったら何かが変わった話

ジャニヲタでありド新規スタダ沼住民の私は、2016年の1月から今日までで43の現場に足を運んだ。コンサート、舞台、ツーショなど形は違えど行って後悔した現場はなく、どれも心から楽しめた現場だった。

さて、それらの現場で私は、好きな人に「あなたを好きな人はここにいます」と伝えることを目的として、基本的にジャニーズの現場では担当の団扇、スタダの現場では推しもしくは推しGカラーのペンラを持っている。超特急の現場では黒と青のペンラを両手で持ち1と2で上げているし、先日のスパドラリリイベでは青ペンラに染まった会場を見て少し感動したりもした。

 

そんな中、念願叶ってようやく足を運べたのがスタダ所属PrizmaXのワンマンライブ「PrizmaX Live Level4 いつかこの夜を思い出すだろう 〜Someday〜」

初めてえびらいでちゃんと彼らのパフォーマンスを見て、その直後にa-nationでの外部の人への煽り方を見て、元々楽曲が好きだったのも相まってすぐに彼らのホームでのパフォーマンスを見にいきたいと思うようになった。その直後開催されたLevel3には残念ながら参加できなかったが、続報としてLevel4の告知が来た。超特急のツーショと日程が被っており間に合うか間に合わないかの瀬戸際の中ギリギリでチケットを取り意気揚々と会場に向かったのが昨日の話…

 

 

楽しかったよmeeeeeen!!!

 

 

のちのメンバーの発言から「1部」と推測されるライブ前半部分では、映像とメンバーが交互に出てきて、ストーリーに沿って曲が展開されていった。特に一番最初のウィンくんの登場シーン。鳥肌が立った。ここ、というタイミングでこれ、というイントロが流れる。PrizmaXにとても詳しいというわけでもない私がハマった不思議な感覚だった。映像と曲とダンス、視覚的な情報なのにどこか言語っぽい、小説っぽい…まるでページをめくっていくようなそんな時間だった。ストーリーを辿っていくという感覚が新鮮で、一瞬自分がいるのが新木場だってことを忘れるくらい、見入っていた。

後半(2部)の「いつものPrizmaX」パートへの繋ぎの映像も抜群に良くて、1部の雰囲気を残しつつ安心できる…You know,like…ホームの空気にまるっと、ガラッと変わって入りやすかった。(ネタをぶっこみ過ぎて逆につまらない)

ただいきなり後ろに登場したので「お~」と低めの声を出しながら双眼鏡を構えたのは私ですごめんなさい。

 

クラブちっくな演出の中に期待通りの煽り曲で、1部以上にボーカルの2人がかまし合って、受け止めあって、倍以上にして返す。2人のある種のコミュニケーションのようなものを久しぶりに、生では初めて目の当たりにして素直に沸いた。特にウィンくん。彼が不在の間の約4ヶ月間ひとりでボーカルの役割を果たしていたティムくんには、きっとある程度のプライドと自信があったと感じていた。だけどそれを見事に、一気に、いい意味で砕け散らせるようなウィンくんのボーカルは、とても暫くステージから離れていた人には思えなかった。そこをそう歌うんだ、と思わず感心してしまうアレンジは現場ならではの産物であると思うし、それをまた聞きに来たいなと思わせる見事なものだったと思う。

 

 

…で、だ。ここまでつらつらと感想を書いてきたが、私は今回の公演でペンライトというものを一切使わなかった。ツーショを終えて電車に飛び乗り息も切れ切れで会場に着いた私にペンライトを買う時間などなかったし、公演に足を運ぶこと自体を本当に直前に決めたので事前に用意しておくこともできなかったのだ。勿論推しが決まっていないわけではなかったし、買えるものなら他のグッズも欲しかった。(トートバッグとか)

 

それでもめちゃくちゃ楽しかったのだ。

 

何ってわけじゃない、ひとつのワンマンだったけど、終わった後にじんわりしみじみと良かったと心から思える公演は久しぶりだった。オールスタンディングゆえにダンスの見えない箇所なんてたくさんあるどころかセンターに立つメンバーが全く見えないという場所だったけれど、それでもとても楽しかったのだ。

そこではたと気付いた。普段の現場とは全然違う。もちろんグループが違えばファンの雰囲気も違うがそれだけではない。しっかりと作り込まれたコンセプトと世界観に、1人の客として純粋に魅せられている自分がいた。超特急では8号車=メンバーとして参加するという意味合いを少しばかり強く持って現場行っているがそうではなく、観客としてそれを鑑賞しに行ったという言い方の方がぴったりくるかもしれない。あくまで外から見ているのだ。久しぶりの感覚だった。

ウィンくんが「俺らはライブで生きているアーティストだと思ってる(意訳)」と言っていたのに首が取れるほど同意したいくらい、生でパフォーマンスを見て「やっぱりPrizmaXのワンマンをもっと見たい」と思った。

 

 

とにかく終わった今、帰ってきたウィンくんの笑顔とティムくんの自信、島田さんのピュアさ、ゆうきさんの愛、そして清水さんの涙を静かに噛み締めることを新鮮だと感じながら思うことがある。

 

 

 

 

 

「いつかこの夜を思い出すだろう」